インプットとアウトプットどっちが大事?

ビジネス本とかを読むと、インプットとアウトプットについてはどうしたらいいのか?について色々と書いてあります。

今回はインプットとアウトプットは、成長するためにはどうあるべきなのか考えてみたいと思います。

私の考え方の変遷は以下の通りです。
①インプットが最重要!インプットこそ命!期(学生時代〜社会人1年目)
⇒テストで要領良く点をとるためには、とにかく量をインプットしながら繰り返すことだと信じていたため。この時のアウトプットは、暗記のために必要なアウトプットをとにかくしていました。知識は増えたし、テストの点もまあとれていた。社会人になってからもとりあえず自分に不足しているのは、知識だ!!と思っていたため、本を読みました。
②アウトプット命!期(社会人2年目前半)
⇒本を読んでも、一向に変わる気がしない。そして、インプットなんか少量でいんじゃないの?大切なのは生産性でしょ?という某社会派ブロガーちきりんさんのエントリを読み、アウトプットこそ重要かも!そしてじぶんはしてないかも!と気がつく。そこからはとにかくアウトプット。とにかく本を読むのを少しやめて、ノートに自分の考えを綴る日々を送りました。
ただ、それで何が生まれたか?と言われると微妙で、やはり成長の糸口がつかめず、壁にあたりました。壁に当たった時は本を読んでみるとなんとかなると思っているので、徐々に本を読み、インプットに戻ってきました。
③アウトプット重点意識し、インプット期(2年目後半〜現在)
さて、成長するために必要なインプットとアウトプットって、なんぞや?とおぼろげに考えはじめました。このあたりから、こんなインプットとアウトプットのバランスとかについてしっかり考えていたわけではありませんが、なんとなくやっていることがアウトプット重点意識+インプットをそれなりに行う…ということでした。
アウトプットに関しては、慣れていなかったので特に意識しなくてはできませんが、インプット無しだと、アウトプットのネタがすぐに底をついてしまいます。そのため、本を読みつつ気になったテーマを深掘りしてアウトプットに繋げていく…という現在の形に一先ず落ち着いています。車の両輪のように、自分に必要なバランスでインプットとアウトプットをやっていくことが必要だなと実感。実践中です。

巷では、とにかくインプットせよ!インプットしとけばなんとかなる派と、生産性あげるためのインプットしろよ(インプットだけしてても意味ねえよ)派がいる気がします。著作を読むとその部分は顕著に見えます。
ただ、インプットせよ!と勧める人は、アウトプットを意識していないけれども、当然のごとく行っている人でないかと。単純に暗記のごとくインプットしている人はそこまで(著作をかけるほどまで)成長できないと思うからです。アウトプットを自然に行っているため、自分はインプットでここまで成長できたのだ!と感じ、アウトプットに自覚的になれないのでは?
だから、結局のところ成長し続ける人はインプットもアウトプットも、やっていて、両輪の輪として前進できる力にしているのだと思います。
結論としては、自分の能力と向き合って、インプットとアウトプットのバランスを決めよう。そして、自分の能力と向き合うことは、インプットの知識(例えば、フレームワークだとか。)だけでは向き合えないものであり、自分自身で枠組みを作って考えていくしかない気がします。
辿り着くのは、こういう当たり前の結論ですがそこまでのプロセスを文字にすることに意味があると思います。

それでは。