2016年で100冊読んでみた結果
あけましておめでとうございます。2017年と相成りました。心機一転、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年には100冊の本を読みました。
昨年は「本を読む人だけが手に入れるもの」(藤原和博 著)を読んで1年に100冊読み切ることを目標にしました。100冊読んだら、どうなるかについて報告します。
結局、100冊読んでも、なんにも変わんなかった。
あれ?100冊も読んだら、なにかしらスキルアップしているハズだと思いますよね。
なんにも変りませんでした。確かに色々な情報には触れたし、いいことは書いてあったけど、その書いてあるスキルだとかをイマイチ生かせられなかった感覚があります。
ああ、こういう感覚ありませんか?がんばったと思ったし、達成感もある気がする。
なのに、なんか違う。結果がイマイチついてきてない…。
ふと気が付きました。ああこれ、これって…無駄な残業と同じ!!!(つまり、時間をたくさんかけて仕事する→時間をかけたので達成感がある→でも、仕事は終わっていない)
これはまずい。なにがまずいかというと、さんざん読んだ、生産性に関するビジネス本に書いてある、生産効率の低い人と私は全く同じことをしている…。ということに気が付きました。ショックです。ええショックです。「なにこれ生産性低う~」みたいな感じで読んでいた例が自分自身だったなんて…。
さんざんインプットしても、変わらない原因は?
さて、へこたれていないで原因を究明してみましょう。
・そもそも、なぜ100冊読もうと思ったのか?
→なんとなく、とにかく、向上したい!スキルアップしたい!
→読んだ本に100冊読むと良いと書いてあり、やってみよう!と読み始める…
→が、何をどのようにしたらスキルアップなのかわからないので、把握できず…
これって…
・そもそも、なぜ残業しようと思ったのか?
→プレゼン資料、もうちょっと時間をかけたらなんとなくよくなりそう。もう少し残って考えよう。
→あれを取り入れてみたらいいかも…やってみよう!と新しいデータをいじりはじめる
→が、結局なにをどのように良くしたいのかわからないので完成せず…。
とまったくもって同じ構図ですね。
原因は、やる目的が明確化されていなかったこと でした。
なんのためにやるの?ということを設定しないまま目標を達成したため、「ただ100冊読んだだけ」=「目標は達成したけど、なんの成果も得られませんでした(目的達成委はできませんでした)」ということになりました。
それでは、次はどうしたらいいの?
①目的を明確化する ②目標設定をする ③目標達成した時の成果を数値化して測れるようにする
→100冊読む!を事例に考えると…
①文章を読んでまとめるスキルを獲得し、人のためになるアウトプットをしたい ②100冊本を読み、ブログにまとめる ③ ブログの閲覧数が増える、仕事で文章をまとめる作業が15分も早くできるようになる
こんな風に、具体的にすると比較もしやすいし、成果や目的の達成度も測りやすくなることでより良くすることが可能になります。
今日はここまで!
目的のない目標達成は、単なる長時間労働と同一である。が本日の教訓です。