人と比べるなんてやめよう。

1年で100冊読むを目標にしたけれども、尊敬する先輩は月に60冊でした。エェエ!びっくり。比較してやっぱりまだまだなのね。と思ってみたりしました。

さて、今回はこんなきっかけから、人と比較することについて考えてみます。

 

正直人と比較なんてしなくていいと思ってます。なぜか?一人ひとり違う、全く同じ人間がいない という中で、「前提を把握しないまま」比較してもいい効果なんてないからです。

じゃあ、前提を把握してから比較すれば効果あんの?という書きぶりですが、効果、あると思います。

まず、人と自分を比較することは2種類に分けられます。

①主観的に単一の視点で比べる。

一般的にやる、人との比較はこのパターンが多いのではないでしょうか。

私の事例なら、先輩⇨月60冊、私⇨月10冊。うわー、全然違う、全然読めてないだめじゃん私…。

単一の視点は、本を読んだ冊数

主観的な比較は、先輩より冊数の少ない私はだめじゃん、という判断

②客観的にいろんな視点で比べる。

いろんな視点とは、例えば下記のとおり。

自分と先輩の読み方はどう違うのか?

なぜ、読める冊数がそれほど違うのか?

冊数が多いほうが良いのか?

その知識をどう活かせているのか?

自分はなぜ月に60冊は読めないのか?

などなど…もっと核心にせまる視点はあると思いますが、とりあえずこんなもんで。

客観的に比べるということは、例えば…

・自分と先輩は毎日本を読むことにかける時間が違う。または読む速さが違う。

⇨では、読む時間を増やそう!速読できるようにしてみよう!

・先輩も60冊読めるようになったのは最近であり、私と同じ頃には10冊程度しか読んでいなかった

⇨焦ることはない!先輩の年齢になった時にそれくらい読めるようにどうすればいいか?考えよう。

客観的に、いろいろな視点で比べると、いろいろなことを考えながら、つまり思考しながら自分と人を比較できます。

①と②をこのように比べると、②のほうが効果的な比較ができています。①は主観的になり、視野が狭くなり、思考停止に陥ります。「○○で劣っているから、ダメだ⇒だからやらない」という判断は、自分自身が決めているものですが、これが一番成長を差し止める気がします。

そのためには、②のような比較を意識し、主観的な判断をなるべく避けることが効果的なのでは。

①のような比較の仕方に陥りがちな人は、②のような考え方を試してみると、自分への否定感はなくなって、正しい事実が認識できると思います。

 

他人は他人。自分がどう成長できるかを念頭において、

効果的な比較、比べ方をしよう!

 

それではこれにて。