思考するための具体的な方法
思考方法について考えています。
主に本から、思考することについて色々なインプットをしてますが、思考方法(どのように思考をするのか?)については具体的なことは書かれていません。たいてい、なぜかを考え続ける、くらいです。(おそらく、書き手の方が思考を自然にしてきたから、具体的な方法論は示せないのでしょう)
そのため、思考するということを明確に意識してなかった自分が、「思考する」具体的な方法について書きたいと思います。
【思考を深める方法】
◎何か事象があった時、自分が思ったことについて「なぜ?」を重ねる。
例:(講演会を設定するに当たり、コンセプトを考え、設定する友人に伝えた時)
うまく伝えたいことが伝わらず、「人に伝えるのって難しい!!」と思った。
⇒ふだんなら、このまま、難しかったわ―。という感想で終わるところですが、ちょっとひっかかったので、考えました。
○「難しい」って、どういうこと?
5Wで考えてみました。
いつ?=友人につたえるとき。
どこで?=打ち合わせ場所で
だれが?だれに?=私が、友人に
なにを?=講演会を面白くさせるため、講演会のコンセプトを伝えること。
なぜ?=自分が思い描いていた「伝えたい内容」が、友人に伝えた後、意図していたように伝わっていなかったから。
(あ、5Wでやってもみると一番本質につながるのは、やはり「なぜ」ですね。)
今回の、「難しい!」という感想をもったのは、「意図したことが、自分の思うようにつたえられなかった」ということが原因でした。
⇒つまり、今後行うべき対策としては、意図したことが伝わるようなスキルを磨くべきであるということです。
さらに深めると
⇒意図したことが伝わらないのはなぜ?
・伝え方が、相手の立場に立っていなかった。
(自分の言いたいことだけ言ってしまっていた)
・伝える内容が悪かった(やりたいこと・伝えたいコンセプトと、それを伝える方法につながりが説明されてなく、聞いている側が理解できなかった。)
このように、自分が思ったこと・感じたことを「なぜ?」で突き詰めていき、具体化するというプロセスを行うことが思考であると思います。
一言でいえば、「なぜ?」っを問いかけ続けよ!ということであり、本でも言われている事と同じですが、このように具体化していくことで、どういうふうに思考すればいいのか、わかるようになるのではないかと考えています。
うまくいかなかったとき、割とうまくいかなかったことから離れようとする(例えば、テレビを見て忘れるなど)ばかりでしたが、今回はその失敗を見つめなおし、「なぜ?」と向き合うことができたのがとてもよかったと思うし、テレビなどに逃げ込むよりも成長が実感できるので、とてもプラスになった。
それで、は!