デザイン生成のプロセスを分解してみる。

職場の有志で参加する民謡流しの会の手ぬぐいデザインを作成しました。

デザインを完成させるプロセスをふりかえりました。

 

所要時間:25時間くらい

成果物:A4半分の大きさ×8案(ボツ(下書きのみ)が3案くらい。)

行程:下書き後、ペンいれ

コンセプト:民謡流しに参加したことを、思い出に残す手ぬぐいにする。手ぬぐいを持っていることで、祭りの参加した経験を人に話したくなる、伝えたくなるものにする。

○経過

・コンセプトを明確にしようと言語化を試みる

→方向性は決まったものの、言語化しても具体的なデザインにはつながらず。イメージは3案くらいなんとなく浮かぶ。

→情報を集める(画像検索・写真検索)

・コンセプトをもとにかきだす

→かきだす→ややいきづまる→書き続ける→かいたものから、新しいアイデアが浮かぶ!

→アイデア実現のため新たなインプット(画像検索)主にロゴから検索。

→さらに広がる、完成。

○振り返り

・言語化したとしても、デザインの案にはつながるわけではない。

・デザイン量を増やしたいならば、かいたほうがアイデア等のひらめきがおおい。

→努力の方法を間違うと、効果が出にくくなる。効率が悪くなる。

・アイデアが乏しいとき(理想形・完成形が思い浮かべられない時)にインプットしてもすぐにアウトプット量にはつながらない。

→どうしたいかというイメージがインプット前にあったほうが効率よくインプット可能。

・視点が変わった時にアイデアがひろがる。

 →今回は、絵(イラスト)ではなく文字をデザインの主役におくことにしたら、アイデアがでてきた。行き詰ったら視点を変えることが重要だが、一度成功するとその方向をまげたくなくて、視点が狭くなりがち。

→それを打破するには?…今回の場合は、ひらめきと、書くこと。

→ひらめくためには?…なぜ?と考え続け、書き続けること。ひらめきのきっかけは言葉にできない直観的なものだと思うが、そこまでのプロセスに欠かせないのは書き続ける事だったと思う。納得いくものができないのはなぜか?と考える事+実際に手を動かすことがあってこそ、新たなものが生まれる。気がする。

○まとめ

・ひらめき=考え続ける事+実際に手を動かす事

 どちらか片方しかしてなければ、ひらめき(新しい視点)はうまれない。

・実際に手を動かす方法は、間違えないほうがいい。

 絵を描きたいのに、文字にするはちょっと違う。文字にするのに、絵を描くのはちょっと違う。少し遠回りになってしまう。(でも、やってみることは重要!発見があるから。)

・考えている時間は、本当に答えが出るのか、わからないけれど、その時間が無ければひらめきは生まれない。

。考えている時間はどんな方法で何を考えているのか?気にしたらおもしろそう。

 

以上です。

自分が得意なことほど、自然に(=何も考えずに)やることが多く、なぜそう書くのか、なぜそう思ったのか、なぜそうひらめいたのか…など考えることは少ない。なので、振りかえりの機会もなかったです。

私にとっては、絵をかくことは比較的自然にできる分野なので、考えることが少なかったが、今回考えてみると思考のプロセスが見えてきたのは面白い発見であり、宵振り返りの機会となった。

 

それで、は!